私たちは、塗装環境を整えました。
塗装ブースは文字通り塗装する部屋のことで、その目的はホコリを付けずに塗装することができ、乾燥できることです。
塗装ブースでは塗装をするわけですから作業者にとってはその塗装ミストと有機溶剤の処理が問題となり、それらを屋外に排出しなけば塗装することは困難となります。
ブース内の空気を換気するために、空気の流入口を設けますが、空気と同時にホコリも室内に入ってきてしまい塗装物にホコリが付着してしまい塗装の仕上がりが悪い。
対策として、ホコリをろ過して空気を室内に入れられるように給気フィルターを取り付けます。
スプレーミストをそのまま室外に出してしまうと近隣の迷惑になります。そこでスプレーミスをろ過するため排気フィルターを取り付けます。
これが今までの、自然給気式です。
さらに自然給気式を進化させ、空気の流入口にもファンを取り付けて室内に空気を送り込んでやるプッシュプル式にと進化しました。
さらに、ブース内で乾燥できるようにしようといことで給気ファンの手前にバーナーを取り付けて暖かい(熱い)空気を送り込んでやり、塗装車がブースを出るときには仕上がって出せるようになりました。
メルセデス・ベンツ社採用の世界に誇る
プッシュプル式塗装乾燥ブース
私たちが採用した「イタリア製 ブローサム乾燥ブース」は、メルセデス・ベンツ社に採用実績があるイタリアが世界に誇るプッシュプル式塗装乾燥ブースです。
天井より床面に向かって理想的な層流を作り出すターボファンを装備し、エアーを圧送、ブース内はプラス圧になっているため、外からのチリ・ホコリを遮断します。
もちろん、乾燥もブース内で行うため、お車の塗料、塗装の状況に合わせ、乾燥温度・時間を自由に設定、対応できます。
極めて高度で均一な照度の中、塗装面の変化を見逃しませんので、高品質な仕上がりが望めます。
クリーンな環境で高品位な塗装作業が行われ、作業に携わる人にも優しい、お客様の大切な車を仕上げます。 |